最後に高橋氏は、「オープン化」というキーワードを取り上げる。高橋氏はまずiPhoneについて触れ、「オープン化という言葉の定義は、しゃべっている人ごとにバラバラで定義が不明瞭で、ある人に言わせると、iPhoneもオープンとなるが、ここにいる人(本講演の聴衆)は誰もiPhoneがオープンとは考えないだろう。あれは垂直統合の最たるもの。その垂直統合を、すべてアップルがコントロールしている点が素晴らしい。これはマネしたいと感じる」と持論を述べた。

 Androidについては、「オープンOSによるオープンプラットフォーム。しかし、iPhoneのボリュームまでいけるとは思わない。Androidはなんなのかをまず考えないと行けない。Androidに取り組む上で重視しないといけないのは、開発環境。Android端末を作るとき、メーカーが独自機能をつけることはできるが、それをぐっと我慢し、開発者がアプリやコンテンツを作りやすくすることが重要」と、オープンプラットフォームに対する考え方を示した。